全体重を私の方に 乗せてくる姉に対して 「お…お姉さまっ…重い…」 とつい言葉にしてしまった私は 「あら?重かったかしら? じゃあ、もっと安寿莉に 寄っ掛かっちゃお!」 と調子に乗り出す姉に 心の中で溜め息を吐いた。