「はぁ…苺莉おいで」 と私が言うと… 苺莉は私に抱きつく。 そして暫くすると、 「杏、今日も可愛いね? 僕の為に今日も鳴いてくれる?」 と苺莉の中の1人の人物が言ってくる。 「雪吹(いぶき)」と私が呟くと 雪吹は、キスをしてくる。 「杏…はぁ… 杏は、離れていかないよね? 僕から…苺莉から離れないよね?」 と雪吹がいつものように訪ねてくる。 「離れない…離れられない」 と私が言うと安心して 私に抱きついて眠り出す。