「あ…ごめんなさい!!!」と
相手の顔を見ると女王…二宮 茉李

「大丈夫よ…花夜ちゃん?
何かあったの?
私…花夜ちゃんの力になりたいな」
と優しく微笑む彼女

人気のない裏庭のベンチに座り
私は屋上でのことを、
今までの事を話した。

「…っ…わ…私…私に寄ってくる人達…
みんな…私の胸目当てで…
私…もう注目されたくないっ…
人なんて寄ってきてほしくない…」

「そっか…花夜ちゃん辛かったね
そうだ…私に良い考えがあるよ!」
と私の頭を撫でて言う彼女

「良い考え?」

「そう…良い考え!!!!
今日の放課後…教室で待っててね?
そろそろ教室戻ろっか」
そう言って彼女は鼻唄を歌いながら
彼女と教室へ戻った。