歪な二人を結ぶ嘘




名「これから話すことは嘘じゃありません。ただあんたらが信用するかは別。多分信じないと思うけど、これは事実だから話だけは聞いて。僕達はこの時代よりももっと先の未来から来ました。そして僕はこの体の主である、水野蛍の体に入ってる暗殺者だ」



僕がそう言い切ると、それぞれの反応は様々だった。



驚いていたり、笑っていたり。



正直同じ立場なら自分も同じ反応をするだろう。



?「てめぇふざけて……」



名「嘘ならもっとましな嘘を吐きますよ」



目の前にいる男の言葉を遮る。



男は眉間の皺を更に濃くして怒っているようだった。



そんなに遮られたのが気に入らなかったのか?



名「普通に考えて、殺されるかもしれない状況でこんな嘘吐くと思いますか?敢えてそんな嘘を吐いたと考えるにしても、それにしたってこの嘘はおかしいでしょ」



そう言うと、男は考え始めた。