名「辻斬りがこんな人通りが多い場所で人を斬っていいのか?」
男「刀を突き刺せば血はそんなに出ない。お前の息の根が止まった後、路地に引き込んで置いておけば問題ないさ」
名「ふーん」
男の言葉に納得すると、踵を返し走り出す。
男も当然追い掛けて来た。
そのまま走り来た道を戻っていく。
暗殺をやっていたせいか人が通るかもしれない場所で人を殺せない。
相手を都合のいい場所まで誘き出すつもりで、曲がり角を曲がった。
すると誰かとぶつかる。
男「あれ、また君?」
昼間のいけ好かない男が立っていた。
メニュー