神『それじゃあ神様から君達へお願いとプレゼント。君達を文久三年長月くらいにタイムスリップして欲しいんだ。目的は沖田総司を助けること。あとは君達の好きなように人生を楽しんでくれればそれでいいから』



名「沖田総司を助けるって過去を変えるってことだよね?そんなことしていいの?」



神『君達を送り込むのは沖田総司が救われるかもしれない過去だから大丈夫』



名「意味分からん」



神『つまりパラレルワールドってこと。だから変わるのはその世界の未来だけ。他に影響ないし、中にはそんな世界あったっていいでしょ』



蛍「私やります!新選組に会いたいし、死んじゃったからもうすることもないし。何より過去には武士が沢山いるんですよね?それって強い人が沢山ってことじゃないですか!」



名「そっか。分かった。僕も行く」



名無しも即座に乗ってきた。



結局欲には勝てない訳だ。



神『うんうん。じゃあ早速行ってもらうけど、君達は今まで通り体は一つだから仲良くね』



そう言って神様は手を叩く。



すると、視界がグニャッと歪んだ。



そして暗闇に吸い込まれて行くように私の意識は遠退いていった。