ある日の昼過ぎ。 昼食を食べて、部屋に戻る。 それにしても、する事がなさすぎて。 実に毎日暇を持て余していた。 なんて事なく窓を開けると 遠くに街が見えた。 行きの馬車は寝ていて城下を見ることもなかったし。 そうね。 せっかく王都まで来たんですもの。 観光しておかないと勿体無いわね。 そう思って私は自国から持って来ていた服を引っ張り出して マントで顔を覆い そっと城を抜け出した。