プーメリさんには、
これから舞踏会までの10日間、
この城で自由に過ごして構わないということと
簡単にこの城での注意事項を説明された。
「以上でございますが、ご質問などございますか?」
「ふぅーん。おっけおっけ!了解!
あ、あたし月星の第5皇女 トアです!
よろしくねー!」
そう、先陣切って話す彼女に続いて
その隣に腰掛けた長い髪の女の人が言う。
「私は、風の国、第2皇女、セナ。」
「あっ、雲の国第1皇女 ソラです。」
そう私が言った途端、ちらりと
鋭い視線が刺さったように感じた。
かすかな沈黙が起こる。
最後の金髪少女の声を待つ。
「はぁ。
私、水の国第1皇女 ミーゼ。
いっときますけど、妃の座は誰にも譲らなくってよ。
どうぞ!よろしく!」
