石を踏むたび馬車が大きく揺れる。 その揺れに耐えきれず私は思わず壁に頭をぶつける。 はぁー。と大きく溜息つく。 空は生憎の曇り模様。 本日、王都につくことになる。 久しぶりになるんだけれど、どうも王都は派手でなんだか落ち着かない。 滅多に着ることのない正装のドレスをなおす。 そしてまた、ひとつ。 ため息を落とす。