そして今日、
ギリギリではあるが、
嫌々寮に入った。

どうせ今更無駄だろうと、
優螺が折れたのだ。


「寮も、
 一人部屋だからな。」

「それだけは、
 絶対やめて。
 そんな事したら、
 登校拒否するから。」

「んー..
 しょうがないか...
 分かった。
 ちゃんと学校は、
 行きなさい。」

「勿論。」