『うっうん、そうだね』

コロナの喜ぶ顔を貶してはいけないと私の本能がそう叫んでいる

「やった〜!コロナ新しい洋服イーッパイ買ってやるからな!あっ!もちろん雪のもな!俺が見立てて写真も撮ろう!あー楽しみだなぁー!」

春にぃって彼女できなさそう…

私は私の部屋の前でスキップしている春にぃをほっといてコロナの手を引きリビングに向かう

私の家って無駄に広いんだよねー

まぁお母さんが綺麗好きだから綺麗だからいいんだけど

「おねーちゃんはフリフリきないの?」

コロナは可愛らしい瞳でこちらを見つめる

『おねーちゃんは着ないかなー』

「どーして?」