ビクッ

「あれ?今の声数学の先生じゃあ」

「雪貴方何かしたの?」

『そういえば廊下立たされてた』


「あちゃーそれはまずいよ妖精ちゃん」

『そうだねー。こうなったら!』


「何ですの?」

『匿ってくれ〜!』


そう言って私は狼が寝ているソファーに向かって土下座をした


『おねがーい!』


「あー痛いなぁ誰かさんが殴った頭がホーントに痛い」


嘘つけ〜!こいつ!顔にやけまくってるじゃねーか


くーー

仕方ない


私は寝転んでいる狼の頭に手を乗せて

なでなでしながら


『痛いの痛いの飛んでいけ〜』

おまじないをした