「じゃあ今からいこっか!」

『はいはい』

あーなんでこんな面倒なことに

まぁ可愛いからいいんだけど…

九条の背中を見ながらそんなことを思う

ッチこいつ背が高いな

生意気な

可愛らしさがあるんだからチビでもいいじゃん

世の中不公平だなぁ

「雪の妖精ちゃんどうかしたの?」

いきなり振り返りそんな質問をされる

『別になんでもないけどっていうか生徒会室どこ?』

「もうちょっとだよ」


まだあんの!?この学校どこまで広いんだよ

「何かあったら相談してね?」

『はいはい』