登校して靴を履き替えようと手を伸ばすと手紙が入っていた。
『お話があります。
昼休み、茶道部室にて待っています。』
名前はなく心当たりもなかった。
ポケットに手紙をしまうと私は教室に向かった。
期末テストが明けると授業中にも関わらず騒がしかった。
耳をそばだてると夏休みの話題がほとんどだ。
「夏休みが待ち遠しいのは解るが。
数学のテストを返却する。」
手元に返ってきたテストの点数は微妙だった。
平均点はあるけど教えて貰ったのにいい点数とは決して言えない。
(他の科目はまあまあ良かったのにな。)
国語は100点でびっくりした。
そんなに勉強した覚えはなかったけど伊藤先生に誉められて嬉しかった。
チャイムが鳴り、昼休みになって私は手紙の主の元に向かった。
家庭科棟にある茶道部室は図書館の斜め前にあった。
手紙の主はもう来ているらしく鍵は掛かっていなかった。
「失礼します。」
(畳の匂いがする)
「・・・来たんだ。」
知らない女生徒がこちらを凝視している。
「私は水沢。
十組の水沢あかり。
要件だけ言うよ、古賀と別れて。」
「どうして?」
「私はどうでも良いんだけどアイツが居ると邪魔なんだってさ。
ここまで言えば解るよね?」
(アイツだ)
どういう関係か解らないけどアイツの差し金に違いない。
「もしこのまま別れないなら、古賀が傷つくよ。」
それだけ言うと彼女は私の横を通り過ぎ、部屋を出て行った。
(私のせいで古賀君がまた傷つくなんて・・・絶対嫌)
『お話があります。
昼休み、茶道部室にて待っています。』
名前はなく心当たりもなかった。
ポケットに手紙をしまうと私は教室に向かった。
期末テストが明けると授業中にも関わらず騒がしかった。
耳をそばだてると夏休みの話題がほとんどだ。
「夏休みが待ち遠しいのは解るが。
数学のテストを返却する。」
手元に返ってきたテストの点数は微妙だった。
平均点はあるけど教えて貰ったのにいい点数とは決して言えない。
(他の科目はまあまあ良かったのにな。)
国語は100点でびっくりした。
そんなに勉強した覚えはなかったけど伊藤先生に誉められて嬉しかった。
チャイムが鳴り、昼休みになって私は手紙の主の元に向かった。
家庭科棟にある茶道部室は図書館の斜め前にあった。
手紙の主はもう来ているらしく鍵は掛かっていなかった。
「失礼します。」
(畳の匂いがする)
「・・・来たんだ。」
知らない女生徒がこちらを凝視している。
「私は水沢。
十組の水沢あかり。
要件だけ言うよ、古賀と別れて。」
「どうして?」
「私はどうでも良いんだけどアイツが居ると邪魔なんだってさ。
ここまで言えば解るよね?」
(アイツだ)
どういう関係か解らないけどアイツの差し金に違いない。
「もしこのまま別れないなら、古賀が傷つくよ。」
それだけ言うと彼女は私の横を通り過ぎ、部屋を出て行った。
(私のせいで古賀君がまた傷つくなんて・・・絶対嫌)

