最初で最後の恋だから。ーセンセイー

「先生ありがとうございました。」

荷物を家庭科室に運ぶと先生は職員室に戻っていった。

「じゃあ作ろう〜。」

お菓子作りにもだいぶ慣れてきた。

レシピを見ながら二人で手分けして作業を進めていく。

生地を作り終え冷蔵庫に入れて紗智と二人でティータイムすることにした。

「明日、ちょっと不安かも。」

「どうして?」

「部長としてちゃんとやれるかな。」

「大丈夫だよ。
紗智だっているんだし。」

「そうだね。」

「それに伊藤だっているよ??」

「どうしてそこで伊藤先生が出て来るの。」

「ゆずちゃん、顔が赤くなった〜。
可愛い。」

「もう、からかわないで。」

そんなやりとりをしていると扉が開いて伊藤先生が現れた。