「、、、え、、」


この世界で大好きな人が死んだ。
それはあまりにも急すぎて。
俺の心に穴が空いた。

俺はあまりにも夢みたいで現実を受け止めることができなかった。

美羅が死んでから俺の世界の色が消えた。
真っ黒だ。

学校にもいっていない。
家から出ていない。

何もかも終わった。



ピーンポーン。

家にチャイムが鳴り響いた。
俺はもちろん出ない。

でも親は仕事でいない。

仕方なく出たらそこにいたのは大我だった。


「これ渡しに来ただけ。いつまでも殻に閉じこもるな。じゃあな。」

封筒を渡してきて、それだけいい帰っていった。



封筒に入っていたのは手紙だった。

それも美羅からの。