実は人じゃないんです

「私はあなたに会う前からあなたを知ってた。
もしもあなたが先輩に甘えて生きているのだとしたらぶん殴ってやろうかと思ったけど。」

すぅっとヒナタの体が透ける
ヒナタは俺の手をすり抜けてしまう

「行くなよ」

俺はヒナタが逃げてもついて行くといえばヒナタは笑った

「行かないよ。ついてきて」

ヒナタは話を続けたまま歩いていく
俺は何も言わずそのあとをついて行った