実は人じゃないんです

「アオイ…なんでここに?」

ヒナタは独り言を呟くように俺にいった

「姉ちゃんが俺に手紙を残して死んだ
手紙にはお前は生きてるって書いてあった」

「…先輩」

俺は抱き締めた手を離さない
もう、絶対離さない

「両親がいなくなって
姉ちゃんがいなくなって。俺は呪われた死神かもしれない

それでもヒナタは俺に生きろっていった



…死ぬなって、言った」



「離して」
ヒナタは呟いたけど俺は…



「断る」