「姉ちゃん!!!???」


「おい!」


「ねえちゃん・・・!!」


立ち上がっていつもより強く手を握る




「・・・あ・・・お・・・・・・・・い・・・・・?」




小さかった
弱かった
だけど確かに俺の名前を呼んだ


「姉ちゃん!」

「・・・」

声はそれ以上出さなかったけれど
姉ちゃんはゆっくりと






目を開けた