実は人じゃないんです

「神様!!どうか俺の姉ちゃんを助けてください!!」

「あはは。きっと届くよ」

大げさに両手を顔の前でぱんぱんとたたくとヒナタは声を出して笑った
その顔が余計に幼く見える

(かわいい・・・ん、だけども)
俺、やばいかな?
中学生・・・?くらいの女子と朝早くから雑談・・・って
いや俺もつい最近まで中学生だったけれど

「ヒナタって・・・いくつ?」

「女の子には年齢と体重は聞いてはいけません」

聞いてみれば面白い返答を返してきやがる

「いや、カップの話」

「あ、なんだ。Bだけど・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

あ、答えた

「ア、オ、イ、さぁん???????」

あ、やばい・・・
笑顔が余計怖い

「騙された私も私だけどさぁ?そういうのはダメだと思うなぁ」

「す、すいません」

意外と小さいんだな
まあ、なんとなくそうおもってたけどさ
なんて、言ったら殺されかねん

「で、年齢はいくつなんだよ」

「19」

「は・・・?」