お風呂からあがり、寝間着に着替えるとぼふっ!とベッドに飛び付いた。



「ふーっ、今日は疲れたなぁ」



「お疲れですね・・・そうだ私、カモミールティー淹れてきますね!寝る前に飲むと、安眠の作用や美容にも効果があるようなのでっ」

そう言うとルナはパタパタとキッチンへいった。




(そう言えば、部屋綺麗だなー。ちゃんと荷物整理しててくれたんだ・・・生花も飾ってある)




「ちゃんと眠れてるかな、皇子・・・エイデンさんと」

(あ、そういえば明日何時に出ちゃうんだろう、エイデンさん。聞いてなかった・・・)






聞いとけばよかったな。と思いつつ、ルナが淹れてくれているお茶を待ち、寝転びながら手元にあった小説のページをめくった。