「あれ・・・」
戻ってる途中で走ってくる人影が見えた、エイデンさんだった。
「お、皇子ーっ!!!」
「うわーっ!!な、なにすんだ、エイデン!」
エイデンさんは長袖のシャツにベストという格好で、皇子の前にひざまずき、思いっきり抱きしめた、どことなくエイデンさんは涙ぐんでいた。
「おうじぃーっ、うっ・・・」
エイデンさんは間違いなく泣いていた、涙をボロボロこぼしながら、皇子を抱きしめ抱き上げた。
「わっ、なに泣いてんだよ。エイデン・・・」
皇子はどこか引きぎみだったが、心配していた。
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