あたしと一希なんて、見た目はもちろん性格もなかなか正反対だと思うの。



どこが好き？っていわれたら、あたしは多分こう答える。



わかんない。

なんかわからないけど好きなんです。って。





きょうも、この訳わかんない獣をあたしは愛する。



「っはぁ。そろそろ、やめてくんない？」


「むり。アルタのくだりからなかなか嫉妬で吐きそうだったから美那の口ん中に吐く」


「うっっわ！きたねえ！！むり！お前とはもうキスしない！アルタぁぁぁ」


「てめ、言ったそばから…！しばくぞ？一希くんの刑だ」


「はぁ！？ちょ、んんんんっ！！！！」


その後、どうなったのかって？







獣のエサになったとだけ伝えましょう。