「軽く殺意が芽生えたわ〜」 なんてケラケラ笑ってるけど、一向に腕の力を緩めない。 だったら、あたしも仕返ししてやる。 漫画を仕方なく。 仕方なく!!!!!!!! 不本意だが床に戻して、「おっ」なんて期待に満ちた一希の声さえも聞き捨ててクルッと腕の中でまわる。 唇が触れるかスレスレのところで止め、ただ一希の瞳を見つめる。 これが合図ともいいましょうか。 「んっ……」 最初から強引にキスして、これまでとは比じゃないくらいの力で抱きしめられる。