「青はいいの?一緒じゃなくて」
「いいの。家、近いからすぐ来れるし用事あるんだって」
「あーなるほどね」
今日は青くん、桃香、みかんと私で勉強会をすることになった
夏の暑さを感じながらエレベーターのボタンを押す
「にしてもさ、緑の家っておっきくない?」
「そうかな」
家ってゆーかマンションだけど
「何階よ」
「44階」
「一番上じゃん!!」
まさかこうなるとは・・・
。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・
「行ってきます」
緑はいつも通り誰もいない部屋に声をかけて家を出た
もちろん返事が返ってくるわけもない
「いってきます」
「いってらっしゃ~い」
隣りの家の人もちょうど家を出たようで家の外にいた人とパチリと目が合う
え?と見れば見知った顔が
「緑?!」「みかん?!」
なんとお隣さんにはみかんが住んでいましたとさ。
チャンチャン
・・・と、なるわけもなく
気が付けばみかんが桃香に、桃香が青くんに。伝達のように知られ
「えぇ~緑ってばなんでみかんの隣に住んでること言ってくれなかったの??」
「桃香、何回も言ったように私も今日初めて知ったんだってば」
いつものように屋上でご飯を食べるとき桃香が身を乗り出した
「・・・伯にぃと家となりなんだ・・・いいなぁ」
(・・・伯にぃ・・・?)
「ちょっと、桃香、学校でまでお兄ちゃんの話しないでくれる?家でもできるだけ会話しないようにしてるんだから」
(あ、そうか)
桃香とみかん。青くんは幼馴染だったんだ。つまり家族同士の交流も長いというわけで。
伯さんのことを桃香が知っていて親しそうに呼んでいても何ら不思議はないんだ
屋上で風に揺られながら話す三人に青くんが口を挟んだ
「伯のはなしはいいとして、俺たちを集めた意味ってそれだけかな?桃香」
「あーううん。本題はここから。もうすぐ夏休みだけど100%、いや120%終わらないからさ勉強会をしないかなと・・・思ってたところでこんな話になったからさ。緑むりかな」
「・・・え?・・・」
。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。
私はことわったのだ
なのに
「緑ちゃん家なら言ってみたいな」
「そうだね、勉強ってできるだけまとめて終わらせたいし」
ってみかんも青くんも話に乗るから・・・・・
(はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ)
大きいため息をついて緑は話をまた思い出した
「いいの。家、近いからすぐ来れるし用事あるんだって」
「あーなるほどね」
今日は青くん、桃香、みかんと私で勉強会をすることになった
夏の暑さを感じながらエレベーターのボタンを押す
「にしてもさ、緑の家っておっきくない?」
「そうかな」
家ってゆーかマンションだけど
「何階よ」
「44階」
「一番上じゃん!!」
まさかこうなるとは・・・
。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・
「行ってきます」
緑はいつも通り誰もいない部屋に声をかけて家を出た
もちろん返事が返ってくるわけもない
「いってきます」
「いってらっしゃ~い」
隣りの家の人もちょうど家を出たようで家の外にいた人とパチリと目が合う
え?と見れば見知った顔が
「緑?!」「みかん?!」
なんとお隣さんにはみかんが住んでいましたとさ。
チャンチャン
・・・と、なるわけもなく
気が付けばみかんが桃香に、桃香が青くんに。伝達のように知られ
「えぇ~緑ってばなんでみかんの隣に住んでること言ってくれなかったの??」
「桃香、何回も言ったように私も今日初めて知ったんだってば」
いつものように屋上でご飯を食べるとき桃香が身を乗り出した
「・・・伯にぃと家となりなんだ・・・いいなぁ」
(・・・伯にぃ・・・?)
「ちょっと、桃香、学校でまでお兄ちゃんの話しないでくれる?家でもできるだけ会話しないようにしてるんだから」
(あ、そうか)
桃香とみかん。青くんは幼馴染だったんだ。つまり家族同士の交流も長いというわけで。
伯さんのことを桃香が知っていて親しそうに呼んでいても何ら不思議はないんだ
屋上で風に揺られながら話す三人に青くんが口を挟んだ
「伯のはなしはいいとして、俺たちを集めた意味ってそれだけかな?桃香」
「あーううん。本題はここから。もうすぐ夏休みだけど100%、いや120%終わらないからさ勉強会をしないかなと・・・思ってたところでこんな話になったからさ。緑むりかな」
「・・・え?・・・」
。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。
私はことわったのだ
なのに
「緑ちゃん家なら言ってみたいな」
「そうだね、勉強ってできるだけまとめて終わらせたいし」
ってみかんも青くんも話に乗るから・・・・・
(はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ)
大きいため息をついて緑は話をまた思い出した

