七月の朝
あたしはいつものように嫌々ながらも教室に入る。友達のいない教室… あたしには息苦しいだけの場所だ。
そんな息苦しい教室に、もっと酸素を消費させるやつがいた。
「おっはよ~川島ちゃん!」
…でた、三上陽介。
三上陽介はクラスの男子の一人で、なにかとあたしにちょっかい出してくる。明るい茶髪に耳いっぱいのピアス…
あたしは校則完全無視の三上陽介が苦手でもあり嫌いだった。
「川島ちゃん今日みつあみじゃん!」
「うん、まあ…」
「みつあみいいぢゃん!なんか川島ちゃんって感じするし!」
…あいかわらず意味不明だ。
みつあみがあたしらしい?くそマジメってことか。
黒髪ロングで黒縁めがね、すっぴんにスカートは膝下。どう見てもいまどきの女子高生には見えないあたし。
三上陽介とはまるで正反対なのであった。
「おはよ~ 陽介~☆」
クラスの女子たちが三上陽介の周りに集まってきた。三上陽介はこの明るい性格のせいか、男子にも女子にももてている。
「陽介 川島さんとなに話してんの~?」
「ん~ 川島ちゃんのみつあみ似合うってはなし!」
「え~ みつあみぃ?陽介うけんだけど~っ」
…絶対あたしばかにされてる。クラスの女子と三上陽介が別世界の生物に思えてしまう。
あたしは三上陽介から離れて、自分の席に座った。
今日は三上陽介なんかにかまってなんかいられない。
あたしは今日若山先輩に告白するつもりなのだ。
あたしはいつものように嫌々ながらも教室に入る。友達のいない教室… あたしには息苦しいだけの場所だ。
そんな息苦しい教室に、もっと酸素を消費させるやつがいた。
「おっはよ~川島ちゃん!」
…でた、三上陽介。
三上陽介はクラスの男子の一人で、なにかとあたしにちょっかい出してくる。明るい茶髪に耳いっぱいのピアス…
あたしは校則完全無視の三上陽介が苦手でもあり嫌いだった。
「川島ちゃん今日みつあみじゃん!」
「うん、まあ…」
「みつあみいいぢゃん!なんか川島ちゃんって感じするし!」
…あいかわらず意味不明だ。
みつあみがあたしらしい?くそマジメってことか。
黒髪ロングで黒縁めがね、すっぴんにスカートは膝下。どう見てもいまどきの女子高生には見えないあたし。
三上陽介とはまるで正反対なのであった。
「おはよ~ 陽介~☆」
クラスの女子たちが三上陽介の周りに集まってきた。三上陽介はこの明るい性格のせいか、男子にも女子にももてている。
「陽介 川島さんとなに話してんの~?」
「ん~ 川島ちゃんのみつあみ似合うってはなし!」
「え~ みつあみぃ?陽介うけんだけど~っ」
…絶対あたしばかにされてる。クラスの女子と三上陽介が別世界の生物に思えてしまう。
あたしは三上陽介から離れて、自分の席に座った。
今日は三上陽介なんかにかまってなんかいられない。
あたしは今日若山先輩に告白するつもりなのだ。
