彼女が消えるその瞬間まで

それから俺と姫百合はとにかく遊んだ。



向こうが水をかけてくるから、負けじと俺も彼女に水をかけた。




姫百合は水滴が当たると「うおっ!パンツ濡れそう!」などと女らしくない発言をしていた。




俺はその時爆笑してしまった。本当に、黙っていればかわいいのにと思う。




姫百合が1人で面白いことを言って、俺が笑う。とても楽しい時間だった。




こんなに笑ったのは久しぶりかもしれない。



最近の俺は、張り詰めた感じで、ずっとむすっとしていた。




何が理由か分からないが、こいつといるととても心が安らぐ。



姫百合の隣はすごく心地の良いものだった。