彼女が消えるその瞬間まで

「何言ってるの!?青い空に白い雲。そして、目の前には広い海。
私たちはまだガキ!遊ぼうよ!」


彼女が子供のような感想を述べて、俺の肘を掴み、立たせようとした。




あいにく俺は、遊ぶ気は0だ。




ずっと立たずにいるものだから、姫百合はムッとして、海の方に走っていった。














姫百合の後ろ姿をずっと見ていた。



彼女がステップを踏むたびに、髪の毛と征服のスカートが揺れる。




たいまんに、女らしくなく、走りながら靴と靴下を脱いでいた。




俺は空を見上げた。




真夏の暑い空は、俺たち2人を包んでいる。



額が日に焼けて、汗が流れ出す。