彼女が消えるその瞬間まで

「まぁ、いいや。コンビニでなんか買ってくる。何がいい?」


「えー何でもいいよー。あ、翼くんとアイス食べたい」



………へぇ。結構かわいいこと言うんだ。



俺は苦笑して、彼女に背を向けた。











「ごめん、待った?」



彼女は三角座りをして、海を見ていた。


何だか少し、彼女の背中が小さく見えた。



「あ、翼くん。待ってないよ」