彼女が消えるその瞬間まで

俺は水面に顔面を突っ込みそうになった。



真剣な表情で何を言い出すのかと、構えていたら、口にした言葉はだいぶくだらないことだった。



女らしくないなー。



「あー!今くだらないって思ったでしょ?女らしくないって思ったでしょ!」



彼女はむきーっとなって、俺の背中を叩いた。



結構痛かった。女なのに、どんな怪力だよ。






黙っていれば、少しはかわいいのにな。