彼女が消えるその瞬間まで

小学生のころ、ここを見たとき、感動した。キレイすぎて、言葉が出なかった。


それから、嫌なことがあればすぐここで景色を堪能していた。



本当に、ここにはお世話になっている。




俺は目を瞑り、この自然のドラマの音を耳で聴いていた。


















耳を澄ましていると、不自然な、草を掻き分けるような音がした。




誰かいるのか?






ゆっくり後ろを見ると、そこには今のいままで関わらないようにと決めていた彼女の姿があった。