彼女が消えるその瞬間まで

このまま家に帰るのも暇だったので、俺は自分のお気に入りの場所に行くことにした。




俺の街の公民館の裏には、木で覆われ、少し不気味な長い階段がある。




その階段を登った先が俺のお気に入りのスポットなのだ。




長い階段を登るのは多少疲れる。一体こんな長い階段を誰が作ったのだろうか。






長い階段を登った。1番最初に目に入ったのは、古びた神社だった。




何百年も前から作られており、この神社は“結びの神”である。





こんなに古びて、不気味なのに縁結びの神っていうのがいつも気になる。




何がお気に入りなのかは、背後を見れば分かる。






大空はグラデーションになっている。

上からコバルトブルーの青、それから茜色になり、下の方は夜の色を作っている。




その上、ここからは街全体が見渡せる。