彼女が消えるその瞬間まで

クラス中のみんなが松ちゃんを一瞬にして見つめる。



「えっ、俺?」



松ちゃんが少したじろいだ。まぁ、それはそうなるだろうな。




「いいじゃん。松ちゃん女子うけいいし」



「そうそう」





さっきの会話とは全く違う温度で、クラスの男が松ちゃんを冷めた目で見つめていた。





「いや、俺がやってもいいけどよー、何ていうか、俺が演ったら姫役の女子以外がその子に嫉妬するじゃんか?



ほら、俺って見てて飽きない顔だし、かっこいいし」








































……何だそのナルシスト発言。