彼女が消えるその瞬間まで

でも、今、夏川 姫百合は俺の目の前に存在している。




あの頃と何も変わらない笑顔を振りまいて。





……どうしてだ……………





彼女は1度死んだ。何のためにここにいる?




本当に、甦ったのか?そんなこと、ありえない。あってはならないはずだ。






みんなは、彼女が死んだことを忘れたのか?










あぁ、これは夢なのか。向こうから帰ってきて疲労が溜まっただけなのだ。




試しに、右の頬をつねってみた。







…………痛かった。