「あ、大樹ー!一緒にかーえろ!」
帰り道、後ろから声をかけられた。
「いいよ。」
えーっと、この女の名前なんだっけ…。
「ねぇ大樹!今日さ、愛美の家こない?」
まなみだ。女の名前なんていちいち覚えてらんねーよ。
「ごめん。今日バイトあるんだ。」
「そっかぁ。それじゃあしょうがないね。また今度!」
また今度来るのかよ。
「そうだね。」
「あ、愛美ここで曲がらないと。大樹は真っ直ぐだよね?ばいばーい。」
「バイバイ。」
愛美の姿が見えなくなったところで本性が出る。
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