部屋に来るように言われ、恐る恐る38階にあるそのドアのインターホンを押した。
中から出てきたのは、女でも裸足で逃げ出しそうなぐらい綺麗な男の人だった。
しかし、しかし、なんでこんなに表情がないの?なんでこんなに怖いの?
茶色いその瞳には何も映していないようで、ちらっと私を見ると、すぐに中に入って行ってしまった。
どうしていいかわからず、玄関に立ちすくむ私に、『早く入れば?お前の部屋はそこ』
廊下には5つも扉があり、その中の一つを彼は指さした。
おずおずと言われた通り、靴を脱ぎ、『おじゃまします…』小声で呟いて中に入る。
そこと言われても勝手に部屋に入るのもな……と取り合えず玄関にスーツケースを置いたまま彼の後を追った。
『うわー』
広すぎるリビングに叫ぶしかなかった。
子供の様にはしゃいでしまい、慌てて彼を見ると少し呆れたような視線を向けられていることに気づき慌てて俯いた。
中から出てきたのは、女でも裸足で逃げ出しそうなぐらい綺麗な男の人だった。
しかし、しかし、なんでこんなに表情がないの?なんでこんなに怖いの?
茶色いその瞳には何も映していないようで、ちらっと私を見ると、すぐに中に入って行ってしまった。
どうしていいかわからず、玄関に立ちすくむ私に、『早く入れば?お前の部屋はそこ』
廊下には5つも扉があり、その中の一つを彼は指さした。
おずおずと言われた通り、靴を脱ぎ、『おじゃまします…』小声で呟いて中に入る。
そこと言われても勝手に部屋に入るのもな……と取り合えず玄関にスーツケースを置いたまま彼の後を追った。
『うわー』
広すぎるリビングに叫ぶしかなかった。
子供の様にはしゃいでしまい、慌てて彼を見ると少し呆れたような視線を向けられていることに気づき慌てて俯いた。

