高校入学。中学校までに関わってきた人はみんな離れてしまったから正直不安だった。もともと人見知りで人と接するのが怖くて自分から壁を作っちゃって友達が1人も出来なかった。だから仲良い人いない分勉強頑張ろうって思って学業に青春をかけたって言っても過言ではない高校生活を送っていた。3年生になり、周りが受験意識し始めたころ成績が落ちてしまった。どんなに頑張っても下がっていく一方で自分に自信が無くなってついに恐れていた不登校になってしまった。教室に居場所がない寂しさ、努力が成績に現れない苛立ち。メンタル崩壊寸前だったと同時に、中学まで周りの人の優しさに甘えていたんだなって思った。とうとう生きていることさえ嫌になってしまって自殺を考えた。どんどんズタズタになっていってお母さんのこといっぱい悲しませちゃってそろそろやばいと思って心療内科に行くことにした。先生とカウンセリングをした結果、社会不安障害と診断されて心が軽くなったし、お母さんが「一緒に病気と戦うからね」って言ってくれたのが一番嬉しかった。それから、社会不安障害がどういう病気なのか本を読んで勉強して自分はこれからどのようにして生きていけばいいのか考えることが出来るまで精神状態は少しずつ回復してきた。