あのね、あのね。



ああ、やばい。


両手で押さえたほっぺたが熱くて、
胸の高鳴りが最高潮で、
頭の中真っ白になる。




だってね、


私が否定した時、


顔が真っ赤になったの、君に見られて


あって何か勘づいたように君も顔が赤く染まって


いてもたってもいられなくて





背中を向けて逃げ出した。






ああ、どうしようどうしよう。


明日、どんな顔して君に会えばいいのかな?




きっと、絶対気づかれた。





ドキドキ
ドキドキ



頭の中、
君でいっぱいで




恋泥棒だよ、こんなの。





君のことしか考えられなくなっている。











*End*