「めんどくせぇ所に住んでるな。」 「だから関係ないでしょ。じゃあね。」 「朝も来るからな。」 「いや、電車だし。あんたと方向違うでしょ。」 それにこいつは遅刻魔。 絶対来るわけない。 「明日な。」 私の言うことを無視してまた駅の方向に向かって歩いて行った。