りんご飴なんて他にも持ってる人はたくさんいた 一人の私が話しかけやすかったのかな。 そんなことを信じてもらえるわけもなく、結局警察に住所と名前を教えることになってしまった。 「では、私はこれで。」 「お姉さん、行っちゃうの…?」 ヨシカズ君が起きてしまった 「うん、帰るよ。雨降ってきちゃったからね。ママが来たからヨシカズ君はもう大丈夫だよね?」 「うん、」 「よし、いい子だ。」 「約束は…?」 約束? あぁ、そう言えば、