それもそうだ、逃げたとしても窓すらないこの部屋から脱出するには、今レイラが入ってきたドアしかないのだ
そして、ドアから出れば確実にレイラと遭遇してしまう
レイラがキョロキョロとしているところを、あたしは後ろからムチでレイラの首を絞める
「ぐっ......ゼ...ロ....」
苦しみながらも必死に抵抗を試みるが、首を絞めつけるムチを解くことはできない
「う...ぐっ.....」
生気を失いそうになったのでムチを緩め解く
「ゴホッゲホッ!」
膝をつき咳き込みだす
「ゲホッ、どうやって......ゴホッ」
まだ苦しみながらもどうやって錠から逃れたのか気になるようだ
あたしはレイラの前まで回り、しゃがみこんで目線を合わせる
『こんな小さく細いものが、アレからあたしを自由にしてくれたんだ』
そう言ってレイラにピッキング用の針を見せた
「いつ、そんなもの持っていた」
『服を切られる前』
レイラは悔しそうな顔を見せる
いいね、その表情
そして、ドアから出れば確実にレイラと遭遇してしまう
レイラがキョロキョロとしているところを、あたしは後ろからムチでレイラの首を絞める
「ぐっ......ゼ...ロ....」
苦しみながらも必死に抵抗を試みるが、首を絞めつけるムチを解くことはできない
「う...ぐっ.....」
生気を失いそうになったのでムチを緩め解く
「ゴホッゲホッ!」
膝をつき咳き込みだす
「ゲホッ、どうやって......ゴホッ」
まだ苦しみながらもどうやって錠から逃れたのか気になるようだ
あたしはレイラの前まで回り、しゃがみこんで目線を合わせる
『こんな小さく細いものが、アレからあたしを自由にしてくれたんだ』
そう言ってレイラにピッキング用の針を見せた
「いつ、そんなもの持っていた」
『服を切られる前』
レイラは悔しそうな顔を見せる
いいね、その表情



