「零(ゼロ)ちゃ~ん。おっはよ~。よく眠れた~?」
ニコニコと嬉しそうな笑顔を向けてくる
『今ので起こされて最悪だよ』
少し睨みを利かせてレイラを見る
特に怯える様子もなく、何やらゴソゴソとやっているがあたしには見えない
「まずは~その邪魔な服、切っちゃお~か」
手にハサミを持ち、あたしのもとへやってくる
ジャキッという音を立てて服が切られていく
あっという間に上半身裸の状態に
まだ背中は隠れているままだからいいが、いつ見られてもおかしくない
「さぁ、遊びましょうか」
レイラの手にはハサミではなくムチに変わっていた
そして、それを振りあたしの体を打っていく
「まだまだ、平気そうね~。ほら、叫びなさい」
レイラのスイッチとはこのこと
女王様となり、痛み叫ぶ声や顔、怯えて自分に従う様を見るのが快感だと
あたしに何度も大きな音を立てて当たるムチ、痛みが走るが声に出すことはない



