零度の華 Ⅱ

何かしてくる

危険センターのようなものが鳴り、あたしはレイラの行動に注意を払う



そして、あたしに向かって手が伸びてきたのでその手を避け、レイラと距離をあける




「残念〜」


レイラの手には布が待たれていた


手が近づく時、薬品のニオイが鼻をかすめたからどうやらあたしを、薬品を使って大人しくさせようとしてたんだろ


『どういうつもりだ』


「ん〜。久々に会えたんだし〜遊びたいじゃな〜い?」


『あたしの秘密を知ったんだから十分だろ』


「そうね〜。女だったっていうことは衝撃を受けたわ〜。だから、もっと知りたくなっちゃった〜」



アイツのスイッチを入れてしまったようだ


『もう、何も出てこないぞ』


「そんなはずないわ〜。アタシでさえ零(ゼロ)のこと調べられないのに〜」



とことん、あたしのことを調べる気でいる