零度の華 Ⅱ




プログレスとの対決に終止符を打つために、あたしは着々と準備をしていく

零(ゼロ)について知っていることを明かした後からプログレスからの手紙はテレビで流れることはなかった

それとは反対に、警察への報道が増えていった


報道陣は警察に押しかけては、騒がれているプログレスと零(ゼロ)についてのことを聞くも、「捜査中だ」の一点張りのため国民には不安と恐怖、怒りで溢れている



今のあたしにはそれが好都合



<__速報です。ただいま、零(ゼロ)からの手紙が届きました>


夕方の報道番組で赤く彩られた"速報"の文字が事の重大さを表している

そして、男のアナウンサーが淡々と原稿を読み上げる



<__月が満ち、影を大きく作る日、零(ゼロ)かプログレスにとっての始まりと終わりを迎え、時代の終わりと始まりとなるだろう。夜の海、1つの光の下で待つ。


___手紙の内容からプログレスに宛てた手紙であると思われます。警察は......>




あたしはテレビの前に座り、足を組んでその報道を見ていた