「それで、プログレスと警察は関係ありましたか?」
『全くない。鷹見の方もプログレスの情報はないようだ』
「プログレスは警察の人間かということは分かったのですか?」
『まだ断定はできないが、警察ってことで話しは進めておいた方がいいな』
違っていたらまた対策と練り直せばいい
だが、7:3の割合でプログレスは警察の者だ
私服警官の中に1人だけ、あたしを見る目が違った人間がいた
深い恨みを抱えた目
『帰るぞ』
「わかりました」
車を発進させ家路へと進んでいく
あたしは内ポケットにある小刀を取りだして少しだけ刃を空気に触れさせた
運転している亜紀は横目であたしを見ている
あたしは気に留めることなく刃に映る自分と目を合わせた後、音を立てて鞘に収める
『___もう、終わりだ』
あたしの一言は車内に消えていった



