零度の華 Ⅱ


『入ってきていいなんて、一言も言ってねーだろうが』


「見られてはいけないものでもあったのですか?」


『別に何もないが。それより、何の用だ?』


「プログレスから零(ゼロ)へと、またテレビ局に手紙が届いているようですよ。今、アナウンサーが読み上げています」


プログレスからの手紙、か

一通目の手紙はあたしに挑戦・挑発をかける目的だったが、二通目はなんの目的がある?


あたしは腰をあげ、亜紀とともにリビングへと降りると、つけっぱなしのテレビからアナウンサーが手紙を読む声が響いていた






<___零(ゼロ)、俺はお前が何をしようとしているのか、何を考えているのか手に取るように分かる。


わざわざ、自分を探してくれと言うのであれば、俺はお前に力を貸すぞ。俺がお前の正体を明かしてやる。



問題はないだろう__?

俺が知っている零(ゼロ)について全国に教えててやる>