面と向かって言われると、すごく嬉しいもんだな
『よく覚えておくよ。今もこれからもお前はあたしの駒であり、あたしに執着をしているということをな』
亜紀が真剣な表情をしているのに対して、あたしは口角を上げて笑みを浮かべる
「一度、脳みそを取り出して正常にしてもらった方がよろしいのでは?」
『正常だ』
「どこがです?どう考えたらあんな答えになるのですか?理解できないです」
『今に始まったことじゃないだろ』
「ご自分で言うのですね」
それから亜紀は怒りを通り越して呆れしかなく、あたしに対して突っかかってくることはなかった
亜紀が冷蔵庫からペットボトルのお茶を取り出すと、自分専用のマグカップに注ぐのを音だけを頼りに把握する
そして、ふと思い出したかのように、背を向けているあたしに質問をする
「そういえば、貴女の髪の色は銀髪で瞳は紫色なんですよね?」
『そうだが。それがなんだ?』
「私、一度も見たことがありませんのでこの際、隠さず見せていただきたいと思いまして」
あたしは振り返り亜紀の方に視線だけを向ける
亜紀はキッチンで立ったままマグカップにいれたお茶を飲んでいた



