今日はマスクをしてないため少し化粧をしてウィッグ、カラコンをしているだけ
ほとんど素の状態に近いということだ
あまり見られると気づかれる
日本を離れてまだ誰も女だということがバレていないのに
それにコイツにバレると色々と厄介だ
「気になっていたんだけど~。零(ゼロ)って細すぎな~い?これでよく殺しなんてできるわよね~」
全くあたしの話を聞く気がないレイラ
離れたのはいいが、舐め回すようにあたしの体を見てくる
『どうだっていいだろ。それより、終わっ......』
ボフッ
体を起こそうとするとレイラがあたしを押し倒し、馬乗りになってきた
これじゃ身動きが取れない
レイラは怪しい笑みをあたしに見せる
「零(ゼロ)のボディチェッ~ク!」
『はっ?』
「レイラ姉さんが零(ゼロ)の体を見てあげるのよ」
『ふざけんな。そんなのいらねぇよ。それにお前がただ見たいだけだろ』
「アハッ。バレちゃった~?だって気になるじゃない。こんな細い体して実は腹筋割れてて~って、ん~最高だわ~」
ただの変態オカマじゃねぇかよ



