零度の華 Ⅱ

『そうか。なら......』


あたしはレイラの前に来ると、レイラの頬にキスを落として言う



『レイラ姉さんの肌綺麗でキスしちゃった。これで、許して、ね?』


上目使いはもちろんのこと、首まで傾げる

レイラは頬を赤くしていた


効果は抜群だったらしいな



「ゆ、許すわ!書類見せて頂戴」



あたしは書類を渡す



中を見ると書類の半分は今日中になんとかなるが、残り半分ものは1週間はかかるらしい



まぁ、しょうがない


コイツの腕でも早くて1週間なら待つしかない



『今日中のものは終わったら教えてくれ。部屋、使われてもらうぞ』



そう言ってこの場を離れた



レイラはハッキングの天才

超がつくほどの秘密機関の情報まで手に入れることができる


今回、あたしが頼んだのは殺す標的(ターゲット)の情報



住んでいる家はもちろん、どの道を通るかやどうやったら人に見れずに会い、殺すことが出来るなど詳細を出してくれる