零度の華 Ⅱ



『それより、早く受け取れよ』


「だから、それじゃ受け取らないって言っているじゃな~い」


『チッ。じゃ、他に頼むか』


「あら、いいの~?それ、アタシじゃないとできないような内容じゃないの~?」




笑顔であたしの顔を見てくるレイラに腹が立つ


分かってて言っている

この書類の内容が自分にしか出来ないような内容だということを



だから余計に怒りが湧くんだ



『分かっているんなら、やれ。長居する気はないんだ』


「あら、そうなの~?それなら尚更その態度じゃ受け取らないわ~」




殺意しか湧かなくなる


でも、この言い争いを永遠に続けるわけにもいかない



くそっ


『チッ。...レイラ姉さん、お願い受け取って?』



身長はレイラの方が高いため、自然と上目使いになる


それは座っている時も同じなので、目をウルウルにし上目使いの効果を有効に使う